私ども大阪府火災共済協同組合は、中小企業に携わる方々が相互扶助の精神に基づき、不慮の災禍により貴重な財産に生じた損害を協同して補償し合う制度を運営しています。
つねに組合員の方々の利便を優先して適正円滑な運用を進め、迅速かつ親身な応対で罹災された組合員の方々の再起をお手伝いしてきました。
運営にあたっては大阪府をはじめ関係機関からご指導ご支援を頂戴し、さらに、広く各方面からも多大なご協力をいただいております。また平成20年3月1日から共同元受方式を導入し、共済金の支払いは当組合と全日本火災共済協同組合連合会が連帯しておこなうこととなり、本事業の安定度と信用は倍増しました。
大阪の経済を動かしている活力の源は、中小企業の方々のご活躍といっても過言ではありません。中小企業は協同の力をもって安定した基盤を築き、持続とさらなる発展が望まれているのです。私たちは共済事業を通じて、これらのご要望に微力ながらもお応えしてきたと自負しております。私たちは今後、さらに各都道府県に設置されている40火災共済協同組合の約120万人もの組合員の方々との連携を密にし、「きょうの共済・あすの安心」をモットーとした事業活動を精力的に展開していく所存です。大阪の中小企業に携わる皆様方には「自分たちの共済」として、ぜひご活用賜りますようよろしくお願い申しあげます。
大阪府火災共済協同組合
理事長 野村 泰弘